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February 26, 2006

フラッシュ(FLASH)アニメのプロモーション力 

フラッシュアニメでの楽曲の流行は、中国が先行していました。2001年頃、雪村が作った「東北人(東北人都是活雷鋒)」というコミックソングに、ネット上でフラッシュアニメ動画をつけた人がいて、それが口コミで大流行したわけです。その後、正規版も発売され雪村はスターの仲間入りをしました。今思えばその後の、インターネットから流行歌が生まれる現象の先駆けでした。日本においてフラッシュアニメでの楽曲の流行はご存知の「マイヤヒー」ですが、中国の東北人から4年経っていることはある種の感慨があります。

さて、最近の気になるフラッシュアニメソングは「やわらか戦車」。ラレコ先生の作で、楽曲とアニメも本人が作っているらしいです。このクオリティは制作チームを組んでいるのかもしれません。すでにライブドアのインターネットアニメの人気コンテンツになっているようです。今後もフラッシュアニメに要注目です。

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February 23, 2006

沖縄インディーズ、そしてmF247 

沖縄の音楽が注目されて久しいです。90年代前半に沖縄に住み音楽に関係した当時とは、当然ですが状況は変わりました。ご存知の通り、「沖縄から」あるいは「沖縄に関係した」楽曲が多くの人の支持を集め、CDをたくさん売り上げてきています。地元の音楽シーンは昔からありますし、それについての専門の著作もたくさんでています。興味のある人にとっては、様々な音源や資料などの情報は豊富になってきています。
今年になって沖縄に再訪するチャンスがあり、感じたことがあります。沖縄インディーズシーンののインターネットでの可能性です。モンゴル800や耳切坊主などのプロデュースを担当した沖縄インディーズシーンの重要人物、浜里稔さんと話したときにもそのような雰囲気を感じました。またソニーミュージックのトップだった丸山茂雄氏が
沖縄にも拠点を作り昨年スタートさせたmF247もそのように感じさせる一つの理由です。ここはいままでの課金して配信という発想ではなく、無料でダウンロードできるところがミソです。
2000年前後に中国の北京に行ったときのこと。ライブハウスで話したアンダーグラウンドのミュージシャンが日本にいいバンドがいると言いました。それは何かと問うと「OKINAWAの地獄車」と言われ驚きました。中国では古今東西の音源を(違法なものも含む)ネットからダウンロードしているのが現実です。著作権という大きな問題はありますが、OKINAWAそのものには知識がない北京のアングラミュージシャンが、沖縄のインディーズの音を聞いて好きになったという現象は、今に至る状況を予感させるものでした。
「ウェブ進化論」で梅田望夫氏が指摘する「チープ革命」「ネットのあちら側」「恐竜の首とロングテール」「Web2.0」といったキーワードが、現在のそしてこれからの音楽やエンタメの状況を理解するために有効になってくると思います。
mF247のようなインターネットを利用した動きと、魅力のある音楽を生み出し続ける沖縄の人達が世界とどうつながるかに注目しています。

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February 18, 2006

沖縄の巨人 照屋林助

今日NHK教育テレビで放送のETV特集「沖縄笑いの巨人伝~照屋林助が歩んだ戦後」。すでにハイビジョン特集で放送済みですが、地上波での初放送となったようです。沖縄の民放である沖縄テレビ(OTV)が林助さんの師匠的存在である小那覇舞天さんのドキュメンタリー(「戦争を笑え 命の御祝事(ぐすーじ)さびら!」)を制作したりと、林助さんが昨年亡くなってから戦後沖縄の芸能の巨人達の再評価が続いています。今日のETV特集では、八重山での林助さんのエピソードが新鮮でした。竹富島で芸能を継承してきた上勢頭同子さんが語る林助さんとの思い出は、テレビメディアでは初めて紹介されたのではないでしょうか。また番組では1993年に放送されたプライム10「笑芸!チャンプルー 沖縄の巨人 照屋林助」から本人自ら演じるワタブーショーや、小那覇舞天とのエピソードの再現シーンなども紹介されていました。やはりワタブーショー全盛期の動画の映像は残ってないのですね・・・。映像としての林助さんは番組でもちょこっと紹介されていましたが、高嶺剛監督の映画「ウンタマギルー」が象徴的ですね。この映画でワタブーショーや照屋林助を知ったという人も多いと思います。(高嶺監督はキジムナーをモチーフにした自主制作?作品を林助さん主演で撮っています。)その後、90年代に入って全国で放送されたCM「ポリカイン」、映画「パイナップルツアーズ」で明るい林助さんのキャラクターが世に広まったと思います。番組の後半で知名定男さんの歌う「ジントヨーワルツ」、りんけんバンドの林助さん作詞の楽曲などを聴き、林助さんがいなくなった寂しさをあらためて感じました。最近久々に沖縄に行くことが多くなっています。ミュージックタウン構想実現のためにコザ(沖縄市)に変化が起ころうとしているようです。近々胡屋十字路付近にライブハウス建築予定とのこと。コザ独立国のりんすけ大統領が地道に続けた創作を、また新たな世代が切り開くことを期待したいです。

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気候大異変 中国は・・・

今日放送のNHKスペシャル「気候大異変①」。地球規模の温暖化についての各地からのリポートと将来予測が示されています。様々な問題が指摘されていますが、やはり「環境問題」も「中国」が大きな比重を占めていて、将来それは大変深刻なものになるであろうことが解ります。「環境」に関して中国とどう関われるのか?とても重い課題です。地球レベルの経済・政治の問題でもありますが、中国の人々とその問題を共有し対応するためにメディア、エンタテインメント、そして音楽に関わる人ができることは何か。坂本龍一氏、小林武史氏をはじめ、日本のアーティストで環境について考え、行動している人達がいます。その動きと連携してアジア、中国でも何かできることがあるのでは・・・。そんなことを考えています。

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February 08, 2006

中国で活動してきた女優 前田知恵

北京電影学院という中国映画の巨匠(張芸謀、陳凱歌など)や俳優・女優(徐静蕾、趙薇など)を輩出してきた映画学校があります。ここの本科で演技の勉強をし卒業した人がいます。外国人としてはかなり異例なことかと思います。現在女優として活動中の前田知恵。高校卒業後、単身北京に渡り電影学院を受験し見事合格したそうです。戦時中のロシア人と中国人と日本人の葛藤を描いた「紫日」で主演し、その後も「秋雨」では京劇にもチャレンジしたとのこと。2001年にNHKBS2「真夜中の王国」の北京地下ロック特集(痛苦的信仰、脳濁、ツイステッドマシーンなど紹介)で、当時また学生だった前田知恵がリポーターとして出演しています。当時から中国語のセンスはかなりのもの。荒くれ?のパンクス達とも中国語でコミュニケーションしていました。またロック村と言われた樹村で、紅一点ドラムでセッションするなど意外な一面も見せていました。2005年からは東京に活動の拠点を一時移しました。2006年の今年から日本でも活躍の場が広がっていくでしょう。

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老鼠愛大米(ねずみは米がすき) 中国の大ヒット曲

今月からNHK「みんなのうた」で放送している歌「ねずみは米がすき」。人気の子供タレント(子役?)美山加恋が歌っていますが、もともとは中国で大ヒットした曲です。「老鼠愛大米」という曲で、インターネットで人気が爆発したということでも注目されました。楊臣剛という中国人の作で、今では様々なアーティストがカバーしているようです。昨年10月に国際フォーラムで行った「日中友好歌謡祭(同一首歌)」でも美山加恋と中国の双子のデュオ楊玲&楊晶(ヤンリン&ヤンチン)の日中コラボレーションで披露されました。また伊丹谷良介という中国や香港をベースに活動している日本人アーティストもロックバージョンでカバーしています。去年韓国のソウルでも同じメロディーの曲を喫茶店で耳にしたことがあります。ひょっとするとアジアのほかの国のバージョンもあるかもしれません。いずれにせよ楽曲が広がっていく興味深い例になっていると思います。

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February 05, 2006

周杰倫 来日コンサート

2月5日(日) 東京国際フォーラムAにて。周杰倫(zhou jie lun/Jay Chou /ジェイ・チョウ )コンサート。(※ネタバレもあるかもしれません)
満席。コンサートは盛況でした。後半のストリングスが入って、ピアノを弾くところからが私的には好みのスタイル。南拳媽媽もゲストとして登場。見せ場もいろいろ。JAYがもみくちゃになりつつ客席に下りてきたと思ったら、なんと自分の祖母を紹介。おばあちゃん日本語で挨拶。(この世代の台湾の人は日本語できる人が多いです)そしてその流れで「桃太郎」を歌う。人柄がでる演出。最新作は「霍元甲」。国際的アクション俳優・李連杰(ジェット・リー)主演の「霍元甲(Fearless)」(邦題はSPIRIT )の主題歌。 ジェットのVTRメッセージとJAYが自ら監督したというミュージックビデオもスクリーンで紹介しつつパフォーマンス。そしてお約束の名曲「七里香」、「頭文字D」、最後はヌンチャクあり。以前、北京工体で見たCCTVとMTVの音楽盛典で、ブレイク中だったJAYが一人でヌンチャク振り回していたのを思い出しました。制作の方も言っていたけど今年は台湾から大物のコンサートが続くかも。これがCDセールスにもつながると面白くなってきそうです。今回のコンサートの模様はCS放送、スカパーあたりで放送されるようです。

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